はじめまして。ブリプリオと申します。
突発性難聴とはその名が示す通り、突然、何の前触れもなく、肩耳が聞こえにくくなる病気です。年間に3万~4万人もの人が発症しているそうで、最近では決して珍しくない病気のようです。
まるで他人事のように書いていますが、かくいう私も今年の春、この突発性難聴を発症しました。
その日、目覚めた時、「あれ、何かおかしいぞ?」といった感じで、左耳に違和感を覚えました。例えるなら海やプールなどに入った時に耳に水が入って、つまった時のような感覚に似ていました。
すぐに病院に行って、聴力検査→診察後にその病名を宣告されました。その時は医師から告げられた予想外の言葉にあっけにとられたような感覚でした。芸能人などの話題でよく耳にする病名でしたが、全く予備知識などなかったので、すぐに入院が必要と言われた時はさすがに戸惑いを隠せませんでした。
その時の実体験を元に突発性難聴の入院に関して頭に入れておくべきことを記事にします。
入院が必要な症状とは?
最初に行った個人の耳鼻科での聴力検査→診察の結果、突発性難聴と診断されました。
その時の検査では、左耳は高音から低音の全域に渡って、音がほとんど聞こえていない重度の症状でしたので、医師から即、入院を勧められました。ちなみに症状が軽度であれば、通院と飲み薬で様子を見る場合もあるそうです。
予期せぬ宣告に戸惑いましたが、早期に対応しないと、治るものも治らないと言われ、すぐに入院することを決断しました。ただし治る保証はなく、完治の確率は3分の1ということでしたが、とにかくその3分の1に賭けてみるしかないと思いました。
幸い私の仕事は自営業で、ちょうどゴールデンウィーク前の時期だったこともあり、仕事の調整がつきやすかった点も決断の後押しとなりました。
入院の期間はどのくらい?
総合病院での入院期間は6泊7日、ちょうど1週間入院しました。
当初は10日ぐらい必要と言われていたのですが、予定の点滴治療が早めに終わったことと、ゴールデンウィークの真っ只中だったということで、医師の方も気をきかせてくれたようです。
1日1日は長く感じられましたが、後で振り返るとあっと言う間だったという印象でした。
入院中の治療の内容は?
朝の9時から夜の6~7時頃まで、ずっと点滴でした。
薬の種類はメインのセルロイドの他、血液の循環をよくする薬とビタミン剤の3種類でした。腕に管が刺されたまんまではありますが、キャスターを押して自由に動き回ることはできたので、まあそれほど苦痛ではなかったですね。
その他、脳波の検査が1回、聴力検査が終わりの方で1回ほどありました。
入院費用はどのくらいかかる?
総額で9万8千円程かかりました。
すぐに医療保険の手続きを取りましたので、7万円ほど、返ってきました。前後の通院分も含めると差し引きで3万~4万円程の手出しですみました。
いつ何が起こるかわからないので、やはり保険には入っておくべきですね。
おわりに (入院の効果も含む)
結論から言うと、すぐに入院してよかったと思います。
残念ながら、退院の時点で、驚くほどの回復が見られたわけではありませんが、聴力は低音がそこそこ回復し、退院後の様々な対処で現在も徐々によくなってきている気はします。
少なくとも「聞こえ」に関しては特に不自由なく、生活できています。その代わり、退院後は「耳鳴り」に多少悩まされてはいますが・・・。おそらく入院せずに放置していたら、ほとんど聞こえないままだったのではないかと思います。
今現在、耳の調子が悪くなったと思われる方はほっておかずにまずは近くの耳鼻科でいいので、足を運んでみてください。私の退院後の処置や経過についてはまた別の記事でお話ししたいと思います。
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