格闘技コラム

心がザワつく思い出のプロレス入場曲3選(全日本プロレス)

こんにちは!
格闘技ファンのブリプリオです。

プロレスと言えば試合はもちろんレスラーの入場シーンもまた見どころの一つですよね。

プロレスファンの方は好きな入場曲が一つや二つは必ずあると思います。

というわけで、今回は

心がザワつく思い出のプロレス入場曲3選

と題しまして、全日本プロレスの歴代におけるお気に入りの入場曲とそれにまつわる思い出をお話しします。

三沢光晴 入場曲:スパルタンX

心がザワつくプロレス入場曲と言えば、まずこの曲が思い出されます。

三沢光晴選手の『スパルタンX』

スリリングなイントロから、待ってましたと浴びせかけるようなミサワコールの大合唱

ファンにもみくちゃにされながら、ポーカーフェイスの三沢が花道を少しはやめの足取りでリングに向かいます。

三沢さんが2009年6月に他界されて、早いものでもう10年近くがたつんですね。

私は今でもこの入場曲を聞くと、心がいい意味でザワつきます。

ここ一番の仕事の前やへこんだ時などに聞くにはうってつけの自分応援ソングです。

ところでこのスパルタンXですが、三沢さんが全日本の時代とNOAHの時代では少しアレンジがちがうんですね

NOAHではドラマティックなピアノソロのあと一転して、アップテンポなテーマ曲が始まります。そしてオリジナルよりも少し高音質になっています。

でも私はやっぱり全日時代のオリジナルの方が好きですね。

目を閉じれば、武道館での三冠統一ヘビー級選手権でジャンボ鶴田川田利明スタン・ハンセンなどの選手と幾多の名勝負を繰り広げてきた三沢光晴の雄姿が今でも走馬灯のように思い出されます。

出典: YouTube

ミル・マスカラス
入場曲:スカイ・ハイ

現代のプロレスファンの方はミル・マスカラスというレスラーをご存じでしょうか?

ミル・マスカラスは1970年代初頭に初来日し、ルチャリブレ(メキシカン・プロレス)を日本に知らしめた世界で最も有名な覆面レスラーの一人です。

日本では千の顔を持つ男・仮面貴族などのキャッチコピーと華麗なる空中作法で絶大なる人気を得ました。

彼の入場曲はジグソーの『スカイ・ハイ』という名曲です。

CMなどでだれもが一度は耳にしたことがあるであろう洋楽のナンバーです。

                         出典:Wikipedia

ミル・マスカラスは入場時は試合用マスクの上から別のオーバーマスクをもう1枚かぶっており、

リングアナのコール直後にそのオーバーマスクを客席に投げてファンにプレゼントするというパフォーマンスが大好評でした。

しかもそのオーバーマスどれもかっこよく、毎回デザインの異なるもの

「この人、マジで1000枚持ってるんじゃない?」と友達と語り合ったものです。

試合では開始直後のリング上を巡回する独特のステップや必殺技フライングクロスチョップでファンのハートを鷲掴みにしました。

今でこそ、ラ・ケブラーダだのノータッチトペコンヒーローだのとルチャの飛び技はとてつもない進化を遂げていますが、

それらのメキシカン・プロレスの土壌が作り上げられたのは間違いなく、ミル・マスカラスの存在があったからです。

その後時代は流れ、

千と千尋の神隠し千の風になってなどのニューヒーローの登場、はたまた鳥貴族の店舗拡大の影響で「千の顔を持つ男」の存在感は徐々に希薄なモノとなっていきました。

しかし私にとってミル・マスカラスは仮面ライダーやウルトラマンなどと同様に永遠のヒーローに変わりはないです。

出典: YouTube

ザ・ファンクス
入場曲:スピニングトーホールド

ザ・ファンクスと言えば、往年のプロレスファンにとっては忘れることのできない、テキサスの兄弟レスラーコンビです。

兄・ドリーファンクジュニア
弟・テリーファンクジュニア

テーマ曲は日本のロックバンド、クリエーションによる『スピニング・トー・ホールド』

エレキギターのフレーズがとても印象的なノリノリのロックナンバーです。

ちなみにスピニングトーホールドは彼らの必殺技の名前でもあります。

  出典: ウノ・ミスモ

ザ・ファンクスの最も印象深い試合、

それは忘れもしない1977年に行われた世界オープンタッグ戦でのアブドーラ・ザ・ブッチャーザ・シーク史上最凶悪コンビとの一戦です。

この試合は昭和プロレス史のベストバウトの一つとして、今なお語り継がれる壮絶な流血試合でした。

この試合の最も印象に残るシーンはテリーファンクがブッチャーの凶器(フォーク)攻撃でズタズタとなった右腕をもろともせず、左ストレートをブッチャーに連打し形勢逆転するシーンです。

絵に描いたような勧善懲悪の試合に日本中が興奮の坩堝(ルツボ)と化しました。

結果はブッチャーの暴走が止まらず、ザ・ファンクスの反則勝ちでタッグ戦優勝が決まりました。

幼い頃にこの試合を見ていた私はブッチャーの凶行がとても恐ろしくなり、途中からふすまのかげに隠れて、おそるおそる見ていたのをよく覚えています。

以来、ブッチャー・シーク組の入場曲
ピンク・フロイド『吹けよ風、呼べよ嵐』を聞くたびにそのときのことを思い出し、恐怖と戦慄で鳥肌がたちます。

そんなわけで、この「吹けよ風・・・」も私にとってある意味、心をザワつかせる曲の一つです。

出典: YouTube

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おわりに

格闘技コラム
心がザワつく思い出のプロレス入場曲3選

いかがだったでしょうか?

書き終えてから気づいたのですが、3曲とも偶然「ス」で始まっています(笑)

どの曲も聞けばテンション上げ上げとなる思い出満載の曲ばかりです。

You Tubeの動画を引用していますので、興味のある方はぜひ聴いてみてください。

入場曲だけで心がザワつくスポーツ・エンターテインメントはプロレスをおいて他にないと思います。

プロレスLOVE♡

ブリプリオ 拝

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