格闘技コラム

川田利明 紆余曲折のレスラー人生から現在への軌跡

どうも ! 格闘技ファンのブリプリオです。

みなさんは川田利明というレスラーを知っていますか。

川田は90年代の全日本プロレス四天王の一人で、全日本プロレスの黄金期を築いたレスラーです。

私は四天王の中で川田利明が一番好きでずっと応援していました。

彼はトップ選手の仲間入りをして以来、選手コールにポーズを取ることや派手な振る舞いを一切しない無骨なレスラーを貫いていました。

それでもデンジャラスKの異名を持つ打撃技を主体とした彼のファイトスタイルは熱く激しく、ファンからの支持もとても厚いものでした。

2010年以降、川田利明は引退は明言せず、現在に至るまで長期欠場中となっています。

現在の彼は今、一体何をしているのでしょうか?

というわけで、今回は私が好きなレスラーの一人川田利明の紆余曲折のレスラー人生と現在に密着します。

川田利明/デビュー~四天王プロレス時代

川田利明はレスリングの強豪、足利工業大付属高校の出身で1年先輩には故・三沢光晴がいました。

高校時代は三沢と共に国体やインターハイなどで活躍します。

高校卒業後は先に入団していた三沢の誘いもあって、全日本プロレスに入団。

若手時代を経て天龍源一郎が当時のエースであるジャンボ鶴田を超えるために立ち上げた「レボリューション」に参加します。

その後、同軍団内のサムソン冬木(冬木弘道)や天龍とのコンビで活躍しました。

この頃の川田はサムソン冬木とともにフットルースというタッグを結成して、アジアタック戦などに絡む中堅的なポジションにいました。

当初は地味な雰囲気で戦績もパッとせず、パートナーの冬木もひっくるめて、あまり魅力を感じませんでした。

1990年春、天龍や冬木がSWSとうい新団体旗揚げに伴って全日本を離脱した際に、川田は天龍からその秘めたる実力を認められ「いっしょにこないか」と声をかけられていたようです。

しかしジャイアント馬場や三沢光晴(その時は2代目タイガーマスク)に恩義を感じていた川田は全日本にそのまま残留しました。

天龍らの離脱でダメージを負った全日本ではタイガーマスクの仮面を脱いだ新たなスター三沢光晴が誕生します。

そして三沢は後輩である川田と共に超世代軍を結成し、ジャンボ鶴田との世代闘争がメインとなりました。

この時三沢のマスクを脱がせたのが後輩である川田でした

この衝撃的なシーンは全日本プロレス史の名シーンの一つとして今も語り継がれています。(画像参照)

ちなみに川田はこの時期から、おなじみの黒と黄色のタイツに新調し、寡黙・無骨キャラが徐々に形成されていきました。

      出典: まにあまの日記

その後メキメキと実力をつけ頭角を表してきた川田は超世代軍を脱退し田上明と組んで、三沢と対戦するようになりました。

そして川田は積年の夢だった三沢超えを目指し、その戦いぶりはさらにヒートアップしていきます。

いわゆる四天王プロレス時代の幕開けですね。三沢光晴、川田利明、小橋健太田上明がしのぎを削るすさまじい戦い絵巻が全日マットに繰り広げられました。

今思えば、この時代の「明るく、楽しく、激しい」をテーマに掲げた全日本プロレスはとても輝いていました。

私はこの時代に何度か全日本の興行に足を運んだことがありますが、彼ら四天王の試合を生で見る迫力は本当にすごく、他団体からも一歩抜きんでた印象でした。

特に名勝負製造機のキャッチフレーズを持つ川田利明が絡む試合は、ハズレなしの面白さでしたね。

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川田利明/悲願の三沢超え~無所属時代

その後の川田利明の実績は目ざましく、

1995年6月9日、日本武道館における世界タッグ選手権で三沢から初のフォール勝ち。

1997年4月、チャンピオン・カーニバル優勝決定戦、シングルで三沢から初勝利。

1998年5月1日の全日本初の東京ドーム大会におけるメインイベント三冠タイトル戦で三沢から勝利し悲願のベルト奪取に成功。

ついに真の意味で悲願の三沢超えを達成します。

この時の川田は体重を絞り(当時は105kg)褐色ボディへと変貌を遂げ気合十分で試合に臨みました。

入場時の映像からそのなみなみならぬ気迫が伝わってきました。

試合後、勝利した川田は

「プロレス人生で一番幸せです。今が!」と珍しく高揚して叫び、大会の最後を締めくくりました。

    出典: ミドルエッジ

やがて時代は流れ1999年1月31日、御大ジャイアント馬場の死去に伴い、三沢が全日の代表取締役社長、川田も副社長に就任しました。

しかしほどなくして、2000年に三沢を中心にほとんどの所属選手・フロント陣が全日本プロレスに辞表を提出して、プロレスリングNOAHを設立。

全日本に残ったのは川田と渕正信マナウケア・モスマン(後に太陽ケア)の3人だけでした。

この時も川田は「全日本の看板を捨て切れなかった」と残留の理由をしみじみ語っています。

お世話になった馬場さんに申し訳ないという気持ちがあったのでしょうね。

義理堅く、責任感の強い男だなと改めて思い、ますます応援したくなりました。

その後しばらくは新日本から電撃移籍した武藤敬司小島聡などとともに全日本のリングを立て直し、新日本プロレスなどにも積極的に参戦してプロレス界を大いに盛り上げました。

        出典: 週刊プロレス / VS 武藤敬司

そして川田は2004年から始まった高田伸彦が主催するハッスルという興行に旗揚げ当初から参戦。

ハッスルKという新たなギミックを得て、小川直也故・橋本真也などとともに今までの無骨なスタイルからは想像できないおちゃらけ気味のキャラクターを一時確立したようです。

実はこの頃、私はK-1プライドなどの新たな格闘トレンドに心酔しており、その時の川田利明というかプロレスそのものについての情報収拾を少しさぼっておりました。(大変申し訳ない)

それでも川田がハッスルで活躍しているという噂は耳に入っていました。

しかし私が好きなのはあくまで無骨なプロレスを貫く川田でしたので、あえて追うことはしませんでした。

その後の川田利明はいったんフリーになるも2009年6月に三沢光晴が試合中のアクシデントで急逝したことを受けて、プロレスに対する情熱が急速におとろえていきます。

そしてとりあえず引退は明言せず長期欠場という形でリングを去り、現在にいたります。

川田にとってはプロレスを続ける上で、三沢の存在が改めて大きかったことがうかがえます。

これまでの義理堅いエピソードからもわかる通り、この川田の苦渋の決断はしかたないものだったと想像できます。

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川田利明/長期休養~現在

現在の川田利明は麺ジャラスKという名前のラーメン&からあげを看板メニューとする居酒屋を都内で営んでいるようです。

店の様子が移っている動画をYouTubeで見ましたが、川田さんはだいぶやせて単髪だった髪も少し伸び、柔和なラーメン屋のおじさんになっていました。

動画では長期欠場の理由についても川田さんの口から淡々と語られていました。

三沢光晴が亡くなったことの影響もさることながら、積年の戦いにより心も体もぼろぼろになっていたことなども赤裸々に語られています。

この告白を聞いて、改めて「プロレスラーという職業は大変なのだなあ」とつくづく感じました。

我々ファンが見るのは簡単ですが、やる方は本当に体を張って命がけで戦っているのです。

麺ジャラスKのラーメンは、天下一品系の濃厚な鶏白湯スープと中太麺が特徴ということです。

天一好きの私としては機会があれば一度食べに行ってみたいものです。

川田さんがお客さんにラーメンをふるまったり、気さくに話しかけたりしている画を見て、幸せそうでホッとしました。

                  出典:  sumally.com




おわりに

格闘技コラム「川田利明 紆余曲折のレスラー人生から現在への軌跡」

を今回はお送りしました。

全日本プロレスにはジャイアント馬場を形容する「王道」という言葉が伝統としてありますが、

川田利明こそ、まさに全日本プロレスの王道を貫いたレスラーではないかと今回の取材で私は強く思いました。

2018年現在、川田さんは2ヶ月に一度のペースで、他のプロレスラーを自分の店に呼んでトークイベントなども行っているようです。

リング復帰の話はまだないようですが、彼の復帰を望む現役のレスラーやファンもまだまだ多いようです。

もし復活した暁には彼の切れのある打撃技や魂のパワーボムをもう一度見てみたいものです。

でもラーメン屋で幸せそうに接客する彼の様子を見ると、無理してリングには上がらず、このままでもいいのかなと思ったりもします。

今回は川田利明ヒストリーが中心となってしまったので、また別の機会に彼のファイトスタイルや三沢光晴との名勝負数え歌についてもお伝えしたいと思います。

最後に

川田利明 様

これまですばらしい試合を見せてくれてありがとう。

いつまでもお客様に愛されるラーメンを作り続けてください。

同じ自営業者としてエールを送ります。

プロレスLOVE♡

ブリプリオ 拝

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