格闘技

新日本プロレスに見る必殺技の進化はとどまるところを知らない

初めまして。

格闘技ファンのブリプリオです。

突然ですが、最近巷ではプロレスがえらく盛り上がってますよね。

中でも老舗である新日本プロレスは低迷期を経てV字復活し、今年過去最高の売り上げを記録したそうです。

ぼくは昔から格闘技を見るのが大好きで、プロレスは小さい頃からよく見ていました。

今回は初の格闘技関連の記事ということで、

「新日本プロレスに見る必殺技の進化はとどまるところを知らない」

と題しまして、新日本プロレスにおける新旧の必殺技を比べながら、その進化について検証していきたいと思います。

新日本プロレスのこれまでの道のり

昭和の新日本プロレスで印象に残っている時期は? と問われたら、

長州力「オレは藤波のかませ犬じゃない」と発言して、アントニオ猪木・藤波辰爾に牙を剥き、いわゆる長州革命を起こしたあたりですかね。

当時の新日本プロレスはエースであるアントニオ猪木を中心に興行がな行われていました。

メインイベントは決まって猪木VSメジャー外国人レスラーという図式でした。

そして猪木の愛弟子である藤波辰己が猪木のストロングスタイルを受け継いで、今後の新日本を引っ張っていくであろうと誰もが思っていました。

そんな中メキシコから凱旋帰国した長州力が猪木体制に牙を剥き、業界では有名な「かませ犬」発言をかまします。

長州は故・マサ斉藤キラーカーンらと共に維新軍を結成し、長州革命を起こしました。

そこからしばらくは長州VS藤波のいわゆる名勝負数え歌(古館伊知郎が命名) や長州維新軍VS猪木正規軍の構想などがメインとなりました。

その後、闘魂三銃士(武藤敬司、蝶野正洋、故・橋本真也)がニューリーダーとしてリングに新たな旋風を巻きおこしました。

彼らを中心に多団体との対抗戦などで盛り上がりを見せ、しばらくはプロレス人気も安定していました。

しかし90年代に入るとK-1や総合格闘技のPRIDE(プライド)などがにわかにブームとなり、それらの人気に押され、徐々にプロレスは衰退の一途をたどります。

ぼくもその頃はプロレスにはあまり目がいかず、K- 1やPRIDEにずいぶんハマっていました。

PRIDEでは伝説の桜庭和志vsホイス・グレイシー戦を東京ドームに見に行ったこともあります。

それから長く険しい低迷期を経て、棚橋弘至オカダカズチカ内藤哲也などの若きイケメンスターが誕生しました。

彼らの活躍でプロレス女子と呼ばれる多くの女性ファンが会場にも足を運ぶようになりました。

その後も新日本プロレスは選手層をどんどん拡大し、男性中心だったプロレス文化を覆して、見事に息を吹き返したのです。

ぼくは現在、新日本プロレスをリアルタイムで追いかけているわけではありません。

たまにアベマTVなどで無料で見れたりするので、その時はリング上で繰り広げられる熱戦の数々をウオッチしています。

最近の新日本プロレスを見ていて、一番感じるのがプロレス技のハンパない進化ですね。

次のパートではいよいよ主力選手の必殺技を検証していきます。

K-1
空手・キックボクシング・カンフー・拳法を融合した立ち技主体の格闘技

全盛期はアンディーフグピーターアーツアーネストホーストなどの人気選手が活躍し、一般層をも取り込んだ一大ムーブメントとなる。

PRIDE (プライド)
もともとは高田延彦ヒクソン・グレイシーの世紀の一戦のために立ち上げられた総合格闘技イベント。

その後高田が統括本部長に就任し、桜庭和志ミルコクロコップヴァンダイレイシウバなどのスター選手を輩出。K-1と共に格闘技ブームの火付け役となった。

 

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新日本プロレスに見るプロレス技の進化

 

オカダカズチカ
〔KAZUCHIKA OKADA〕

IWGP 防衛記録V12保持者

必殺技(に近い) : ドロップキック

ドロップキックはプロレス技の基本中の基本で見習いレスラーなどはボディースラムやヘッドロック等と共にまずはこれを練習します。

オカダカズチカのドロップキックは形だけ見れば、何の変哲もない普通のドロップキックなのですが、その普通のドロップキックもオカダが放つと必殺技級の破壊力を持つことになります。

191センチの長身のオカダがいとも簡単に宙を舞い、華麗に放つ打点の高いキックは、相手の顔面から首筋にかけての部位にクリーンヒットし、強烈なダメージを与えます。
(下の写真は相手の延髄をとらえたもの)

私は長いことプロレスを見てきましたが、

こんなに美しく正確で破壊力抜群のドロップキックをいまだかつて見たことがありません。

受けた相手もあまりの衝撃にかなりの距離ふっとんでますからね。

ドロップキックはあくまで基本技ですので、並の選手なら大技に移行する際のつなぎだったりします。

しかしオカダのキックはマジで、ピンフォール取れるんじゃないかと思わせるほどの説得力を有しています。

ドロップキックだけで見る者を魅了するレスラーはオカダカズチカをおいて他にいないですね。

これは確実に技の進化と言えるでしょう。

             出典: Number Web

 

必殺技 : レインメーカー

レインメーカーはオカダカズチカの定番のフィニッシュホールドです。

バックから相手の腰に手を回し、左手で掴み取った相手の右腕を引っ張った勢いで体を向き合わせ、自身の右腕を相手の喉元に目掛けて叩き付けるラリアット系の技ですね。

古典的な技と言えばそうですが、体格のあるオカダが放つと非常に絵になる必殺技です。

ラリアットと言えば、スタンハンセンウエスタンラリアット、長州力のリキラリアットなどが有名です。

オカダのレインメーカーはそれらとはちょっとちがい、どちらかと言えば至近距離ラリアットの一種です。

それは晩年の小橋健太(全日本プロレス→NOAH)がフィニッシュに使っていた至近距離からの迫力あるラリアットを彷彿とさせます。

ちなみにレインメーカーはオカダカズチカのキャッチコピーでもあり、技の名前と実際の技はあんまり関係ない模様です。(たぶん)

              出典: Daily

 

内藤哲也〔TETSUYA NAITO〕

必殺技 : ディスティーノ

内藤哲也は若き日の武藤敬司を思わせる天才肌のレスラーですね。

2015年からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンというこれまでの新日軍団史上最も長い名前を持つユニットのリーダーとして、活躍しています。

ゆっくりと、そしてたっぷりためる独特のマイクパフォーマンス人を食ったようなリング上でのアクションが特徴的です。

一時期は試合中につばを吐いたりして、観客からブーイングの嵐だったりしたこともありますが、今はそういうこともなく(おそらく) 間違いなく新日本プロレスブーム再燃の立役者の一人です。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン

内藤哲也がリーダーのユニット
他にEVILBUSHI高橋ヒロムなどが所属する。

※名前をなかなか覚えれません。
昭和の演歌ユニット「ロスインディオス&シルビア」を思い出すのは私だけでしょうか?

内藤の必殺技ディスティーノは口で説明するのはなかなか難しいですね。

ウィキペディアでは、このように紹介されています。

 

背後から相手の右脇に自らの左腕を差し込んで首をロックし、相手の体を支点に逆上がりの要領で回転しながらリバースDDTの要領で相手の後頭部をマットに叩きつける

出典: ウィキペディア

なるほど・・・わかったようなわからんような。

百聞は一見にしかずと言いますので、見たことのない方はYouTubeなどの動画でご確認ください。

この技を見て思い出すのはけっこう前になりますが、スペルデルフィンというレスラーの得意技スイングDDTですね。

スペルデルフィンみちのくプロレスという団体の一員で、エースであグレートサスケ選手のライバルとして、人気を博しました。

当時ははDDTですら、目新しい技だったのですが、デルフィンがコーナーからスイングを絡めて繰り出す華麗なるDDTは見るものを虜にしました。

ディスティーノはスイングDDTをさらに進化させた、コーナーも何も使わず、自分のバネだけで繰り出される振り子式のリバースDDTとでも言いましょうか。

とにかく見ていて、あっけにとられるほどの芸術的スゴ技です。

誰にでも真似できない内藤哲也のプロレスセンスと身体能力のなせる必殺技と言えます。

出典: YouTube

 

後藤洋央紀 〔HIROOKI GOTO〕

必殺技 : 牛殺し

後藤洋央紀は混沌の荒武者の異名を持つ新日本プロレスの中堅レスラーです。

現在はオカダカズチカがリーダーを務めるCHAOSというユニットの一員で、IWGP王座を虎視眈々と狙うポジションにいます。

「牛殺し」という技の名前を最初に聞いた時はインパクトのあるごついネーミングだなあと感じました。

どんな技かと言うと、

相手を正面から持ち上げた後、頸椎のあたりが自分の片膝に当たるように前方、もしくは側方に投げ落とす変型のネックブリーカー

まさに牛をも殺すほどの破壊力を秘めたえげつない技です。

ちなみに牛にちなんだ技と言えば、往年の名レスラーディックマードックカーフブランディングアドリアンアドニスブルドッキングヘッドロックなどを思い出します。

カーフブランディングが仔牛の焼き印押しでブルドッキングヘッドロックが牛を捕えて押さえつけるイメージですが、牛殺しはそれをはるかに超えてますね。

なんせ殺しちゃってますからね。(笑)

尚、「牛殺し」の名前の由来は猛牛のニックネームを持つ天山広吉を後藤がこの技で長期欠場に追い込んだことからきているそうです。

後藤洋央紀は昔のザ・グレートカブキを思わせるような風貌がなかなか凛々しい、まさに荒武者という感じですね。

技も経験も豊富で、地力もあるレスラーなので、そろそろIWGP王座を戴冠してもらいたいところです。

 

出典:~‡コキュートス‡~




おわりに

格闘技コラム第1回

「新日本プロレスに見る必殺技の進化はとどまるところを知らない」

いかがだったでしょうか?

現在の新日本プロレスは選手層も厚いので私が知らないスゴ技ももっとたくさんあると思います。

たまには試合を見て、じっくり研究したいと思います。これがスゴいという技があれば教えていただけるとうれしいです。

今時の必殺技は本当に進化していて、見る者を「アッ」と言わせるものばかりですが、昔から昭和プロレスを見てきたファンとしては、

今や大ベテランとなった鈴木みのるカールゴッチ式パイルドライバーで相手からピンフォールを奪い、誇らしげに笑みを浮かべる様子などを見ると、なんだかとても安心しますね。

新日本プロレスにはこれまでの偉大なる伝統と新しい要素を融合して、古いファンも新しいファンも両方とも楽しませる姿勢で、今後もがんばってもらいたいものです。

プロレス女子も増殖中ですので、あなたの街で興行が行われる際には一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

それではまた、お会いしましょう。

プロレス ♡LOVE♡

ブリプリオ 拝

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「これまで」と「これから」の生きた証を何らかの形で残したいと思い、このたびブロガーデビューしました。 まだ始めて間もないですが、少しでも皆様の「お役に立てる」また「共感できる」記事を書くために、日々奮闘努力中です。どうぞお見知り置きを!