車試乗記

クラウン2.5RSvsカムリWS日本を代表するハイブリッドセダン対決!

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 ブリプリオのブログでカーレビュー!

今回はクラウン2.5RSvsカムリWSのハイブリッドセダン対決レビューをお送りします。

クラウンは先日の3.5RS Advanceに続き、売れ筋グレードの2.5RSを、カムリからは最新モデルで最近街でも見かけ始めたWSをエントリー。

実はこの2台は全く同じ2.5Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムを採用しています。

果たして走りの質やフィーリングも同じものなのか、その他の要素も含めて比較検証します。

どうぞご覧ください!

車選びのポイント


【外観】
見た目のかっこよさ

【内装】インパネやシートの質感

【速さ】排気量、パワー、加速感

【燃費】燃費性能、エコ度

【広さ】居住性、荷物を積める量

【静かさ】エンジン音、静粛性

【コスパ】価格と装備のバランス

【乗り心地】足回り、フィーリング

【取りまわし】動かしやすさ

  

ブリプリオ
ブリプリオ
 上記のポイントをふまえてレポートします。どうぞお気軽に車選びの参考にしてくださいね!

クラウン2.5RSvsカムリWS 比較 

車名 クラウン2.5RS
メーカー トヨタ
車種 セダン
排気量 2.5L直4 DOHC 16バルブ
パワー エンジン184ps
モーター143ps
トルク エンジン221N・m
モーター300N・m
サイズ 全長4910×全幅1800×全高1455
燃費 23.4km/L
乗車定員 5名
車両本体価格 2.5RS  541万4200円




車名 カムリWS
メーカー トヨタ
車種 セダン
排気量 2.5L直4 DOHC 16バルブ
パワー エンジン178ps
モーター120ps
トルク エンジン221N・m
モーター202N・m
サイズ 全長4885×全幅1840×全高1445
燃費 28.4km/L
乗車定員 5名
車両本体価格 WSレザーパッケージ
434万1600円

☆今回の比較モデル☆
クラウン2.5RS  
(2.5L RSモデルのベーシックグレード)

カムリWSレザーパッケージ
(WSのトップグレード)

※カムリの試乗車はノーマルモデルでした。比較モデルと動力性能は同じですが、WS専用となる新開発のダンパーが採用されています。

①全長
クラウン2.5RS  > カムリWS
+2.5cm

全長はクラウンが2.5cm上回りますが全幅はカムリが4cm上回ります。クラウンは日本の道路や駐車場事情を考慮し、歴代1800mmを守り続けています。

②動力性能
【最高出力】
クラウン2.5RS  > カムリWS 
+6ps】  ※エンジン
+23ps】※モーター

【最大トルク】
クラウン2.5RS  > カムリWS 
±0Nm】  ※エンジン
+98Nm】※モーター

2台とも同じ2.5Lエンジンとハイブリッドシステムを採用していますが、味付けの差なのか、パワー・トルクともにクラウンが勝ります

特にモータートルクは約100Nmの大きな差があります。そのあたり走りにはどう影響してくるでしょうか?

③燃費
カムリWS  クラウン2.5RS  
+5km/L】※JC08モード

燃費はカムリWSの方が5km/L上回ります
パワーの差や車重(クラウンが200kg重い)が影響していると考えられます。

ちなみに2台とも財布にやさしいレギュラーガソリン仕様となります。

④車両本体価格
クラウン2.5RS  > カムリWS
+107万2600円

トヨタではトップセダンのクラウン、2番手のカムリという位置づけにあるので、実に100万以上の差が出ました。

カムリWSはほぼフル装備なので、そこまで後付けは要らないかと思いますが、クラウンにオプションを付けていくとその差はさらに広がることになります。

比較検討の際はこの差をどうみるかですね。乗り心地や走りの質感はクラウンがやや上、燃費ではカムリが勝ります。

その他の要素もふまえて、このあとも検証を行っていきます。

⑤フロントデザイン
フロントマスクは好みが分かれるところですが、どちらも個性的ですね。

クラウンはデザインが大きく変わった14代目を踏襲しながらも、かなりブラッシュアップされた印象。

クラウン史上最もスポーティーというフレーズもあながち間違ってはいないと思います。

カムリWSはノーマルモデルよりもスポーティーかつアグレッシブな仕上がりです。

カムリWS専用となる白いボディーに黒いルーフのツートンカラーの実車をこの間、初めて見たのですが、写真よりも全然よかったですね。

見栄えのインパクトではクラウンを超えているかもしれないです。

クラウンRS 出典:MOBY

カムリWS 出典:carsensor

⑥サイドデザイン
サイドビューは2台とも長さがある分伸びやかで堂々としたLサイズセダンの様相です。

写真では少し分かりにくいですが、FR車であるクラウンはボンネット部分が長いのが特徴です。

カムリWSはエアロカスタマイズされているので、全体的にグラマラスなボディーですね。

またFF車らしく、広々としたキャビンを持っています。室内のゆとりではカムリにアドバンテージがありそうです。

出典:webcartop

出典:webCG

⑦リアデザイン
リアの雰囲気はけっこう似てませんか?

2台ともスポーティーな雰囲気ですが、クラウンの方がリアランプに高級感が漂っています。LEDの光り方も高級車らしいプレミアム感がありますね。

カムリWSは専用のリアスポイラーが付くなど、フロント同様に若者を意識したちょっとやんちゃなスタイルといえます。

出典:MOBY

出典:goo-net

⑧インテリア
インテリアの質感ではさすがにクラウンが一歩リードですかね。

先進的なスピードメーターやタッチパネル式のディスプレイが装備され、ヌバック調ファブリックと合成皮革のコンビシートは落ち着いた雰囲気を演出しています。

カムリWSも負けてはいませんが、細部をよくよく見ると質感の差が見え隠れしますね。

その代わりレザーパッケージなので、シートは当然本革を使用していて、座り心地は大変よかったです。

クラウンRS 運転席  出典:webCG

カムリWS 運転席  出典:webCG

⑨後部座席・トランク
クラウンのリアシート足元のゆとりは過去最大の広さとなっているようですが、FFセダンであるカムリには一歩及ばないようです。

カムリの2825mmのホイールベースがもたらす後席の居住スペースは、頭上、足元ともに十分な広さを確保しています。

クラウンのトランクルームには9.5インチゴルフバッグを4つ積載することが可能です。

実際にトランクを見ましたが、非常に広々としていましたね。ただし貫通型のトランクではありません。

カムリのトランクもスペース的には十分な広さをもっていて、過不足ない印象。こちらは貫通可能となっているので、丈が長めの荷物も収まりそうです。

クラウンRS 後部座席 出典:webCG

カムリWS 後部座席   出典:webCG

クラウンRS トランク 出典:webCG

カムリWSトランク   出典:webCG

⑩エンジンの配置や駆動方式のちがい
先に述べた通り、クラウン2.5RSとカムリWSは同じ2.5L直4DOHCエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載していますが、エンジンの配置は異なり、クラウンが縦置きカムリは横置きとなっています。

また駆動方式はクラウンが伝統的なFR(後輪駆動) で、カムリは現在の市販車では最も多いFF(前輪駆動)となります。

試乗コーナーでも触れますが、クラウンの方がハンドリング性能や乗り心地がよく感じられるのはFRレイアウトであることと、RSグレードに採用されるAVS(スポーツ仕様の電子制御サスペンション)の恩恵があると思われます。

FF (フロントエンジン・フロントドライブ)
エンジンと駆動輪が両方とも車両前方にある駆動方式のことです。

エンジンの出力を後輪に伝えるドライブシャフトを設ける必要がないので室内空間を広くしやすいという特徴があります。

軽自動車からミニバン、セダンなど、多くの車に採用されています。

FR (フロントエンジン・リアドライブ)
FF車と同様にエンジンは車両前方にありますが、駆動輪は後輪になります。

動力を伝えるプロペラシャフトが車体中央床下を貫いているのが特徴です。

FF車に比べて、加速やコーナリングの感覚が自然で、特に走りの質感が求められるスポーツカーや高級セダンに採用される駆動方式です。

次のコーナーでいよいよ試乗比較です!

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クラウン2.5RSvsカムリWS 試乗比較

①スタート

カムリWS
出足はいたってスムーズです。サイズ的には大きな車なのですが、車重をほとんど感じさせない軽快さです。ハイブリッドのフィーリングもさすがはトヨタのお家芸ですね。

ブログでカーレビュー(カムリ試乗) より抜粋

クラウン2.5RSのスタートも同じようにスムーズでした。出足だけを比べるとトップグレードの3.5RSよりも機敏だったような気もします。

3.5RSは市街地ではほとんど眠れる獅子状態でした。その代わり高速では豹変し、モンスターと化しましたが….。

②市街地走行

カムリWS
それにしてもアクセルレスポンスがいいですねー。まるでどんどん先に行きたがる競走馬のようです。

思わず「これノーマルモードですよね?」と担当者に確認してしまいました…..

ハンドル操作も安定しているし、低重心が効いて乗り心地もすこぶるいいですね。

1時間くらい走れば、もう自分の車のようになじんでしまうだろうといった安心感があります。これが世界トップクラスのトヨタの車なんでしょうねえ。

クラウン2.5RSの走りはカムリの乗り味をもうワンランク上質にしたものでした。

市街地ではパワーの差はほとんど感じなかったです。カムリと同様に運転しやすく、車幅が短い分はより扱いやすい気がしました。

③高速走行

カムリWS
アクセルを踏むと水を得た魚のようにビューティフルモンスターが本領を発揮します。

ノーマルでぐいぐい感がそこそこあったのだから、スポーツモードでは言わずもがな速いです。どこまでも伸びていく強烈な加速感はたまらないです。

メーターはあっと言う間に100Km超え! これは踏み過ぎ注意です。

これまでの試乗で走りの面では圧倒的なインパクトだったシビックハッチバックに勝るとも劣らぬ走りですね。

カムリがビューティフルモンスターなら、クラウン2.5RSはジェントルモンスターとでも言えばよいでしょうか。

AVS装着の恩恵でECO、コンフォート、ノーマル、スポーツS、スポーツS+、スノー、カスタムと、なんと7タイプからモードを選択できます。

高速ではもちろんスポーツS+を試しました。モード切り換えを行った途端、ハンドルがグッと引き締まり、独特の浮遊感を伴った痛快な加速をみせてくれました。

高速での加速もカムリの時と大差ないように思えます。ハンドリングの安定性や乗り心地のよさはカムリより一枚上に感じました。

ただし、新型のダンパーを採用したカムリWSでは乗り味がレベルアップしていることでしょうから、2.5RSのクオリティーに近づいている可能性は十分ありますね。

続いてクラウン3.5RSとの比較ですが、さすがにあのV6キングモンスターほどの爆発力には及びませんでした。(カムリも含めて)

3.5RSの試乗を少し振り返ってみましょう☟

クラウン3.5RS Advance
6気筒NAエンジンが生み出すパワフル&ナチュラルな加速は不自然に加給された速さとはちがって、なんていうか、うそいつわりのない加速とでもいいましょうか。

普通の速いというレベルは踏んだときに「グワッ」と加速するのですが、この3.5RSは例えるなら「グワッグワッグワッ」とつまりは3倍速の疾走感を味わうことができます。

踏み続ける限どこまでも伸びていく余力を感じますね。

残念ながら踏み続けることは法が許しませんが、心地よき余力の温存を楽しむだけでも圧倒的な優越感に心が震えます。

このモンスターモデルで一度でいいから、ドイツのアウトバーン(速度無制限道路)などを走ってみたいものです。

ブログでカーレビュー(クラウン3.5RS Advance試乗) より抜粋

クラウン3.5RSが生み出すグワッグワッグワッの3段階加速は別次元の領域です。あれは本物の化け物ですね。

今ここで、キングモンスターからリアルガチモンスターに改名します。

お金に余裕があって、より官能的な走りを望むなら3.5RSが絶対におすすめです。

まとめとして、クラウン2.5RSとカムリWSの走りは同じパワーユニットということもあり、速さ自体はほとんど差はなく、よく似たフィーリングでした。

その他の静粛性、ハンドリング、高速安定性といった要素ではクラウンが頭一つ抜けていたかなという印象です。

乗り心地は欧州でも売られているカムリは若干固く感じました。クラウンは固過ぎず柔らか過ぎず、あくまで日本人好みのいいあんばいに徹しているという印象でした。

☆★ Don’t miss it ★☆
◇クラウン3部作完結!!

他の2記事も☟ぜひご覧ください!

 

 

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クラウン25RSvsカムリWS 総評

※トータル10点を2台の車に配分して評価

総合評価
クラウン25RS 51点  > カムリWS 49点

外観    クラウン2.5RS/5  カムリWS/5
内装    クラウン2.5RS/6  カムリWS/4
速さ    クラウン2.5RS/5  カムリWS/5
広さ    クラウン2.5RS/4  カムリWS/6
静かさ    クラウン2.5RS/6  カムリWS/4
乗り心地    クラウン2.5RS/ カムリWS/4
燃費    クラウン2.5RS/4  カムリWS/6
取りまわし
   クラウン2.5RS/6    カムリWS/4
   コスパ        クラウン2.5RS/4  カムリWS/6
人気度
   クラウン2.5RS/5    カムリWS/5

点数ではわずかにクラウンが上回ったが個人的にはほぼ互角な印象である。

クラウン2.5RSは売れ筋のグレードではあるが、先に乗った3.5RSに比べるとやはり走りのインパクトは弱い。カムリも同じユニットを搭載しているので同様だ。

とはいえ2台とも普通に走る分には十分以上の性能で気持ちよく痛快な走りを堪能できる。

よほどのこだわりがない限りは満足だろう。3.5RSはちょっと別次元だ。

外観は好みが分かれるかもしれない。いずれもスポーティーだが、あえて色分けするなら、落ち着いた大人の雰囲気のクラウン、若い層をターゲットにした少しやんちゃなカムリWSといったところか。

ただし、カムリはクラウンよりは安いといっても、そこは400万超えの高級車。街中で走っているのを見ても大体中高年が多い。20代~30代がそう簡単に買える車ではないのもまた事実である。

最終的には2台の100万以上の価格差をどう見るかだ。トータルの乗り味はクラウンが一歩リードだが、速さ自体はそこまで変わらないので、走りを基準に選ぶならカムリで十分な気がする。燃費面でも有利だ。

ゴージャスな内装や安全装備の充実を求める人は少し値段は張ってもクラウンを選べばいいだろう。




おわりに

ブリプリオのブログでカーレビュー

今回はクラウン2.5RSvsカムリWSのハイブリッドセダン比較レビューをお送りしました。

いずれもトヨタのクルマですが、販売店などの絡みもありライバル関係にあることはまちがいないでしょう。

この2台をを競合させて商談するのもいいかもしれないですね。

今後も各メーカーのニューモデルや話題の車をバッチリ紹介していきます。

次回もお楽しみに!  ではでは。

Enjoy driving !!

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「これまで」と「これから」の生きた証を何らかの形で残したいと思い、このたびブロガーデビューしました。 まだ始めて間もないですが、少しでも皆様の「お役に立てる」また「共感できる」記事を書くために、日々奮闘努力中です。どうぞお見知り置きを!