はじめまして。ブリプリオと申します。
ツイッターを見ていると、ブログを書いている人の中には会社をやめたいと思っている人も多いようですね。
それを見て、自分の経験をもとに会社をやめたい人への提案を書いてみました。少しでも悩んでいる人の参考になれば幸いです。
ちなみにぼくは大学卒業後2つの会社を経験しています。
つまり1回転職をしています。2つ目の会社をやめた後は《しばし休息・バイト》を経て独立。個人事業主となり現在にいたります。
会社をやめたい1つめの理由と提案
①人間関係に悩んでいる
②今の仕事が合っていない、やりがいを感じない
③他にやりたいことがある(ブログ、起業なども含む)
人によって理由は様々かと思いますが、大きく分けて、以上の3つに分類できると思います。
ちなみにぼくは①と②が混ざった理由でした。
では今からそれぞれの理由についての提案をぼくの経験からお話ししていきます。
①人間関係に悩んでいる
いつの時代もこれが理由でやめるという人は多いのではないでしょうか?
リクナビが転職経験者100人に退職理由を調査したところ以下の結果が出ています。
1位、3位、6位に人間関係にまつわる理由がランクインしており、全体の43%を占めています。
〔退職理由ランキング〕
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)出典:リクナビNEXT
①についての提案
部署の異動を希望してみる
ぼくは最初の会社で、営業部に配属されたのですが、外回りのきつい仕事だったので、1年と耐えられず、上司に部署の異動を申請しました。
最初は慰留されましたが、しつこく粘って1~2カ月後にはめでたく事務職の方へ異動になりました。
やめると言っているわけではないので、真剣に相談すれば、会社もわかってくれると思います。特に今のような労働者優遇の風潮なら何とかなるのではないでしょうか。
次の会社では「いやだなあ、やめようかなあ」と思っていた頃、都合よく会社から転勤を命じられました。
特別、出世したわけではありませんが、転勤先の職場ではある程度自分の裁量で仕事を進められたので、そこから3年ぐらいは勤務を続けることができました。
会社をやめたい2つめの理由と提案
②今の仕事が合っていない、やりがいを感じない。
この理由は若い人に多いと思います。
新卒で入社の場合は会社を外目からしか見れませんので、入ってみたら、仕事内容や職場環境が思っていたのとはぜんぜんちがったということは起こり得ると思います。
上のランキングでは2位と5位あたりがあてはまるでしょうか。
ぼくの経験でも、最初の会社で営業をやめたい理由を問われた時に、
「やりがいが感じられない」と直属の上司に打ち明けたところ、
上司から
「仕事にもともとやりがいなどない」
「仕事は厳しく、苦しいものだ」
「やりがいは仕事をしながら、自分で見つけるものだ」
とバッサリ言われました。
さらに
「お前は誰もがぶちあたるカベに今まさにぶちあたっている」
「このカベを乗り越えれば一人前の営業になれる」
(カベってなんやねん。そんなもん人それぞれちゃうんか?)
「このカベを乗り越えないと、この会社をやめたとしても、また新しい会社で同じカベにぶちあたることになる」
(なんでそんなことわかんねん。予言者か。)
「カベ」を乗り越えれば、お前も立派な歯車になれるみたいな感じに聞こえ、その時は反発心しか持てず、ますます逃げ出したくなったのをよく覚えています。
同時にこの時のことを忘れずに
「いつかやりがいを見つけて、人生逆転してやる!」というふうに心に誓ったことも今では懐かしい思い出です。
その後、ぼくは次の会社に入り、上司の予言通り、結果的にそこもやめてしまうわけですが、1回目と明らかにちがうのは次のステップを見越したポジティブな決断だったということです。
おかげで後腐れなく、すっきりやめることができました。
そして晴れて独立し、自由の身となって…今にいたります。
いたって平凡ではありますが、あの時の上司に
「自分は今、やりがいを持ってやっていますよ」
と言えるぐらいにはなったかなと思います。
②についての提案
仕事にやりがいを見出す
・とにかくもう一度やってみる
・やり方を工夫する
・目標を決める
やめる前にもう一度、上の内容を考えてみてください。
以上のことをやってみた上でそれでも駄目なら、退職を本気で考えてもいいと思います。
次の職をある程度、考えてからの方がもちろんいいわけですが、「やめたい」と本気で思っている時は精神的に追い込まれている状況です。なかなか次のことを考える余裕はないかもしれません。
その場合はいったんやめた後、ゆっくり休んで頭をリフレッシュした上で、次の職場を考えるのも、また一つのやり方です。
ぼくも転職の時はまさにそんな感じでした。
会社をやめたい3つめの理由と提案
③他にやりたいことがある(ブログ、起業なども含む)
他にやりたいこと=ここではブログに例えましょう。
ツイッターを始めてわかったことですが、野心を持って、意欲的に取り組んでいる人たちが本当にたくさんいらっしゃいます。
非常にいいことだと思います。
ぼくがあれこれ思い悩んでいた若い頃には、こんな “ほぼノーリスク”で始められるすばらしい環境はなかったですから…。
ぼくもあれこれやろうとしましたよ。でもどれもこれも金銭的にかなりのリスクを追うものばかりでしたので深追いはしませんでした。
③についての提案
自信と実績が備わってから、決断されるべし
※会社勤めと並行もあり
まだブログで実績が出ていないぼくが言うのもおこがましいですが、精神的に余裕があるなら、しばらくは会社とブログを並行して進められてもよいと思います。
給料に不満があってやめたい方は給料にプラスしてブログ収入が入るわけですから、それでとりあえずは悩み解決となります。
ブログにしても普通の自営業にしても一人でやっていくのはけっこう大変なことです。 (経験者談)
いろいろトライして実力をつけてからでも全然遅くはないと思います。
ぼくの経験から言えば、会社勤めも決してロスではありません。
(その時は多大なロスに感じられるが)
ぼくもあの時の上司の言葉があったからこそ、「なにくそっ!」と思ってここまでやってこれたし、今から考えると上司の言葉の意味も半分くらいは理解できます。
いろんな意味で会社勤めの経験があったから、今の自分があります。(これは本当にそう思います。)
みなさんはおそらく、ぼくよりずっと若いですから、
正直、なんとでもなると思います。
おわりに
会社をやめたいと思っている人へ“3つの提案”と題して、ぼくの経験を交えてお話ししました。
まとめると
☆やめたいと思った時には今一度よく考えてみる。
☆可能であれば、次のステップも視野に入れてやめる。
☆ブログ(その他事業)1本でやっていけるまで、会社も継続して経験を積む。
ということになります。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
ブログの方、共に切磋琢磨し、がんばりましょう。
2018.10.11 ブリプリオ 拝